【文法基礎】 完了時制 PART 2

前回の続きです。初めての人はPART 1から見てください。

 

(1) Please lend me the magazine when you (   ) it.

    ① have finished ② will have finished ③ had finished ④ will finish

 (2) I haven’t heard from him (   ) at least two years.

    ① since ② for ③ after ④ as

 (3) Mary is absent today. She (   ) to Hokkaido.

    ① comes ② has been ③ has gone ④ has arrived

 (4) He (   ) home just now. Didn’t you know that?

    ① has come ② had come ③ came ④ been coming

 (5) “What do you want to do after you graduate?”

  “(   ).”

  ① I haven’t decided yet  ② I’m still not deciding

  ③ I still don’t decide      ④ I wasn’t decided yet

 (6) They married three years ago.

= They (       )(       )(       ) for three years.

 (7) 次の与えられた語句を適切な文になるように、並び替えなさい。

A:【 the new / which / my mother / to me / given / lost / had / pencil 】

   Yesterday I (     )(     )(     )(     )(     )(     )(     )(     ).

B:【 fifty years / since / have / more than / the war / passed / was 】

   (     )(     )(     )(     )(     )(     )(     ) over.

 

今回の7問は完了形の時制の識別以外で、設問でよく扱われる問題を激選しました。

必要なスキルは以下だけ。

 

(1) 完了時制であっても、時や条件を表す副詞節のルールは当てはまる。

「時や条件を表す副詞節」➡ 時や条件を表す副詞節内では未来形は使えず、現在形で未来のことを表す。

 

時や条件を表す副詞節って??

when(~する時), before(~する前に), after(~の後で), till(~まで), until(~まで),

by the time(~までに), as soon as(~するとすぐに)

if (もし~であれば), unless(~でない限り), as long as(~である限り),

 

➡ 原則、接続詞なので直後にSVをとる。そのVでは未来形を使えない。

 よって(1)の問題でも未来完了形の代わりに現在完了形を使う。

Please lend me the magazine when you have finished (×will have finished)it.

 

(2) forは期間を表す。

cf. She has stayed at my home for three days.

                     ➡ 3日間という期間を表すためにforを使っている。

  sinceは時の起点を表す

cf. She has stayed at my home since three days ago.

                      ➡ (3日前から)時の始まり、起点でsinceを使う。

 

(3) goneとbeenの違い。

  goneはそもそも行ってしまって現在この場にいないことを示す。

 cf. He is gone. 彼は行ってしまって、今はここにいないよ。という意味になる。

 

(4) 完了形は特定の過去を表す語句とは併用出来ない!!

➡ 意味的に、日本語訳的に完了形を使うことは絶対に出来ない。

  設問の文でも「彼はついさっき、家に帰ってきた」という日本語訳から、完了形

  を使いたいという人が多いがjust now『ついさっき』は過去を表す語句(yesterday, last yearなど)と同じ扱い。

 cf. He (has been×) went to Boston three times during this summer.

➡ この文も3回行ったことがあるという経験用法で完了形を使いたいのは分かる

   が、during this summer『今年の夏』という特定の過去の中での話なので、完

   了形は使えない。

 

ただし・・・He has lived in Nara since last year.のようにlast yearという特定の

過去があっても、それを起点に今までの継続を表している場合はもちろん完了形!!

 

(5) ②は進行形にする意図がないので不可。

  ③は確かに当てはまりそうだが『stillを否定で用いると不満の気持が込められる。』

  ここでstillを使うと「私はもう決めていいはずなのに、決めてないんだ」という不満を表すことになり、意味が通じなくなる。

  ④は受動態にする意図はないよね。Iとdecideに受動関係はありません。

 

(6) 3年前に結婚したということは、3年間結婚している状態だと表現出来る。

 

(7) A:loseとgive、どちらの時制が昔なのかを考えれば、「与えられた ➡ そして失くした」なのだからgiveの方が時制は昔。よってhad givenという過去完了を使用。

  

 B:書き換えのパターンをしっかり覚えておくこと。

  More than fifty years have passed since the war was over.

= It is (has been) more than fifty years since the war was over.

   The war was over more than fifty years ago.

 

 

(1) ①:あなたがその雑誌を読み終えたら、私に貸して下さい。

(2) ②:少なくとも2年間、彼から便りを受けとっていません。

(3) ③:メアリーは今日、欠席です。彼女は北海道に行ってしまった。

(4) ③:彼は、ついさっき家に帰ってきた。そのこと知らなかったの?

(5) ①:卒業した後、何をしたい? まだ決めてないんだ。

(6) have been married

(7)A:Yesterday I ( lost the new pencil which my mother had given to me. )

   昨日、母がくれた新しい鉛筆を失くした。

B:(More than fifty years have passed since the war was) over.

   戦争が終わってから50年以上が経った。

 

【関西大学 英語対策】

関西大学】 英語対策

 

 

『特徴』

・パラグラフ整序問題

・長文中に文法問題が主題される

・会話文が面倒

・長文中の空所補充がキーになる

 

関西大学の英語長文は長文中に文法問題を絡めてくるところが少し厄介なところ。さらに会話文や並び替え問題もセンター試験レベルを超えた問題もいくつかあり、苦労しそうである。ただ、その分長文自体は比較的理解しやすいので、そこは苦労しないだろう。

 

ここで、受験者の苦痛の声を参考にその対策法を考えていきます。

① 空所問題が解けない。

合否を分ける設問になるだろう。通常の長文読解の設問は易しいので、空所補充が出来るどうかがカギになる。まずは、文法書(ネクステージやスクランブル、アップグレード、グラマーなど)を用意してください。不定詞や時制、関係詞といったものから知識を問う接続詞や前置詞、熟語、語法の問題を確実に合わしていかなければいけません。そういった知識がすべて文法書に詰まっているので、必須です。文法は捨てるではなく、文法こそ最後にできる対策です。

② パラグラフ整序問題

基本中の基本ですが、ディスコスマーカーを十分に利用すること、出てくるキーワードとなる語が新出なのか、既出なのかしっかり意識しながら過去問を通じて、勉強するのが最善です。関西大学の問題は学部が違っても形式に大きな差がないので、どうしてもこのパラグラフ整序が苦手であれば、他学部の問題も使って徹底的に練習してください。(過去に戻りすぎるとこの形式の問題がなくなります。)ただ、過去問を解きまくるのではなく、解説をじっくり読んで「なぜAパラがCパラの後ろにくるのか」根拠をしっかり理解して、少しずつ解き方を身に着けていこう。

 

以上まとめると、関西大学の英語は文法事項も長文問題の中で出題されるので、常に文法書は携帯すること。そして、他学部でも形式は大きく異ならないので、過去に遡りすぎるよりは他学部の問題を使って徹底練習する方がよいだろう。

【同志社大学 英語対策】

同志社大学 英語対策】

 

『特徴』

・長文が無駄にかなり長い

・語彙力が無駄に必要

・英作文は難しいものは出題されない

・会話文は長いだけ

 

同志社大学の英語長文はとにかく長く、難しい語彙を使うので難しく見える傾向がある。ただ、合格者の最低点等を確認しても分かるように、8割近くまで要求されている。これは受験者レベルが高いこともあるが、それ以上に実は難しく見えるだけで、内容はそうでもないのである。

 

ここで、受験者の苦痛の声を参考にその対策法を考えていきます。

① 時間が足りない

これは今まで、これだけの語彙量の英文を読んでいなかっただけで、3年分解いたあたりで同志社大学を志望するような生徒であれば、全く問題ありません。3年分を基準にして徐々に速く読めるように準備していきましょう。

② 長文が長く、難しい

まず、確認したいのが、無駄に長いだけで、長文の隅から隅までをじっくり読んで解く設問がないということ。(だからこそ、速読出来るパラグラフがあり、時間も短縮できる)。国公立の記述問題のように、最初から綺麗に論理展開を整理しながら読んでいかないと解けないといった問題はありません。センターの長文と同様にパラグラフ内だけをしっかり理解していれば、正解にたどり着ける問題も多いので、ぜひ解説をみてチェックしてください。複雑な思考は必要ありません。

③ 語彙が難しい

これが同志社大学の英語対策として一番必要なことです。ターゲット1900は1500までではなく、1900語全て、システム英単語ver2であっても多義語まで含めて、すべての単語を記憶していた方がかなり有利になります。単語が分かれば解ける問題も多いで、こんなにラッキー問題はありません。同志社大学を合格した受験生の共通点はとにかく語彙力が豊富で、語彙力がかなり要求されると自覚して、徹底的に暗記していた人が多いです。

④ 英作文はどうすれば?

難関国公立と違って、長い英文や複雑な構造をした問題は出ません。基本構文を上手く使い、下手に凝った構造文は作らない方がいいでしょう、逆にたくさん減点されます。一番いい参考書は竹岡先生が書かれたものだと容易で分かりやすく、シンプルな解答を目指しているので良いでしょう。

 

以上まとめると、まずは試験日本番まで、出来る限り単語は隅から隅まで、難しいレベルの単語も身に着けておき、長文は解説をみて該当する箇所の英文をしっかり理解できるようにするだけでよいでしょう。そして唯一参考書が必要なのが英作文なので、竹岡先生が書かれたものを探すといいでしょう。

【センター試験2015年度】 英語問題講評

センター試験が終わり、現在生徒たちの自己採点の様子と自ら解いて、今回のセンター試験英語の講評をしていきます。

第1問 発音・アクセント

どの語も発音・アクセント問題として有名なものばかりなので、難しい問題はないと言ってよいと思います。あえて挙げるとするならBの問4ぐらいでしょう。

第2問 A 空所補充問題

ここは評価は分かれていますが、マーク模試なので8割強をとっている人からしたら、何が難しくなったのか分からないという生徒も多いようです。実際にはっきり難しいなと思う問題は問4のwishとhopeの区別ぐらいでしょう。ただマーク模試で8割をきる生徒たちは、いつもより点数を落としています。問3の in that「~という点で」問10の時制の一致などはカバーしきれていないかもしれないです。

B 整序作文

問2のofの位置に少し戸惑うかもしれないが、結果的にそこしか入らないと適当に入れても当たってしまうので、今回の整序作文は容易になったと言ってもよいでしょう。

C 会話整序文

前回のセンター追試では使われたが、本試では新傾向となる問題。新傾向に焦ってしまう生徒も少なくないようなので、正答率は高くはないかもしれなが、落ち着いてみるとかなり容易なものばかりである。問3は少し考えるかもしれないが、問1と2は高1の教科書ワークレベルといっても過言ではないので、この新傾向で平均点が下がることはないでしょう。

第3問 A 会話文

2つとも高2生達でも正答率は高く容易な問題です。

B 英文削除

このブログでも解法を紹介したように解けば、昨年よりも容易になっている。問3を難しいと講評している予備校もあるが、検討違いである。下線部が長くなっているだけで、難しくみえる問題なので、昨年の問題のような「容易2つ難1つ」ではなく、「容易3つ」であろう。ただ、某予備校が考えたように難しく見えるのが、実際に難しいと感じている生徒もいるので、正答率は変わらないでしょう。

C 意見要約

前回と比べて、少し難化しているようである。おそらくテーマ「迷信」の定義も同時に議論していることもあり、はっきりしなかったのが理由であろう。今まではテーマがはっきりしていて、3人が意見をぶつけ合っていたのが、今回はそうではなく満点がとりにくくなっている。

第4問 A グラフ

ややこしい選択肢もなく、2択で迷うという問題もなく、明らかに易化している。

B 広告

引っかけもなく、英文をしっかり読む箇所もなく、ただ該当場所を探すだけなので。これも易化しているといってもよい。

第5問 2者の読み取り

落ち着いて解ければ、高得点がとれるこの大問は今年も同じである。問3で選択肢を消去していくのに少し時間がかかるぐらいだろう。

第6問 長文読解

内容もそうだが、選択肢の中に間違えさせようと、本文の単語を使ったものも作っているので、変なテクニックやキーワードを拾って解くような生徒は点数をかなり落としている可能性がある。ただ、変な参考書等と使って、変な解法で読まずに、正統な長文の読み方をすれば、いつも通りできていたようである。

 

 

続きを読む

【私立併願校対策】

センター試験が終わり、休む間もなく私立併願校の勉強が始まっていきます。1、2週間という短い時間で何が出来るのか?と焦る人もいるかもしれませんが、私立専願の子を除いてみんな同じ条件です。私立専願の生徒だけが合格するわけではなく、国公立志望の生徒も一定数しっかり合格を勝ち取っていきます!!

 

だからこそこの1,2週間の過ごし方が需要です!

 

では、どのように過ごすべきなのか考えていきましょう。

① 制限時間通りに一度解いて、撃沈する。

(しなかった人は私立対策は確認だけで、さっさと国公立対策しましょう)。まずは撃沈します。当たり前です。センター英語という簡単な問題を集中的にしていたので、難しくみえて当たり前です。落ち込む必要ありません!みんな一緒です!!次が大事です。②へ行きましょう。

 

② 志望校の合格最低点を確認し、何割必要か確認。

必ず確認して戦略を練ってほしいのが、合格最低点。どこで調べるかは大学によって違うのですが、【赤本・入試願書・大学HP】に大抵は記載されています。(非公表の大学が一部あり)。そこで、自分は各科目でどれぐらいの点数が取れそうか計算してください。撃沈したとしても、これはできたという問題があるはずです。その問題を出来るようになればいいのです。センター対策ばかりしていた脳をあらためて、記述の演習をしていた当時の脳に戻すだけです。たくさんの時間は必要ありません。

 

③ 優先順位上2つの大学過去問を中心に、参考書はいらない!

変な私立対策問題集など買う必要ありません。上位2校を中心に3年分ぐらいやっていれば、2週間近く経っています。それ以外にする時間はありません。

 

 

+ 国公立の対策をしなくて大丈夫なのか?という疑問は多いので、そういう学生(特に早慶や関東方面の大学は2月の半ばまであるので)は、土日限定で私立対策(国公立対策)と決めて、勉強しください。何も計画を立てないと、アンバランスな勉強でどちらも中途半端になってしまいます。

 

 

最後にあらためて言います!

わずかな期間で私立過去問の点数は上がります。センター対策で簡単な問題に慣れてしまっているだけで、けっして君たちの学力が下がったわけでないのだから。調整期間は2週間もあれば十分です!

 

 

 

【文法基礎】 完了時制 PART 1

(1) Please lend me the magazine when you (   ) it.

  ① have finished ② will have finished ③ had finished ④ will finish

(2) I haven’t heard from him (   ) at least two years 

  ① since ② for ③ after ④ as

(3) Mary is absent today. She (   ) to Hokkaido.

  ① comes ② has been ③ has gone ④ has arrived

(4) He (   ) home just now. Didn’t you know that?

  ① has come ② had come ③ came ④ been coming

 (5) “What do you want to do after you graduate?”  “(   ).”

  ① I haven’t decided yet  ② I’m still not deciding

 ③ I still don’t decide ④ I wasn’t decided yet

(6) They married three years ago.

= They (       )(       )(       ) for three years.

(7) 次の与えられた語句を適切な文になるように、並び替えなさい。

A:【 the new / which / my mother / to me / given / lost / had / pencil 】

    Yesterday I (     )(     )(     )(     )(     )(     )(     )(     ).

B:【 fifty years / since / have / more than / the war / passed / was 】

   (     )(     )(     )(     )(     )(     )(     ) over.

 

今回の7問は完了時制の現在・過去・未来がしっかりと識別出来ているか。

必要なスキルは以下だけ。

【解法】

完了時制の区別キーポイントは2つ。

① 視点がどこにあるのか(現在 or 過去 or 未来)

② 終点はどこか?どこまでの状況を表現するのか(現在 or 過去 or 未来)

 

『現在完了形』

始まりは過去かもしれないが話者が現在に視点を置いて現在までの状況を述べている。 終点が現在。

   cf. I have been to Tokyo three times.

東京に3回行ったことがあるのは、①今の立場で②今までの経験を述べている。

 

『過去完了形』

話者が視点を過去に置いて、過去から始まり、過去までの状況を述べている。現在までの状況を述べていない。終点が過去。

   cf. I had never been to Tokyo before I was a university student.

東京に行ったことがないのは①(私が大学生だった前の状況)過去の視点に立って

②その大学生だった時まで(過去)の経験を述べている。現在までの経験ではない。

 

『未来完了形』

話者が視点を未来に置いて、過去から始まり、現在を通り越して、未来までの状況を述べている。終点が未来。

cf. I will have been to Tokyo if I go to Tokyo with my friends next week.

 東京に行ったことがあるのは①(もし来週友達と東京に行けば) 未来の視点に立って

 ②その未来の地点では東京に行ったことがあるという経験を述べている。

 

 

以上のことを頭に入れて設問を解いてみると 

 

(1) A: ②  私は奈良であなたに会ってから、そこに住んでいる。(今までの状況)

(2) A: ④ 私は今年の末までに10年間ここに住んだことになる。(未来までの状況)

(3) A: ③ 彼は警察官になる前に大学で働いていた。(過去での状況)

(4) A: ③ サムは課題を解決した時には6時間経っていた。(過去までの状況)

(5) A: ④ 次の3月で彼女は6年間英語を勉強したことになる。(未来までの状況)

(6) A: ④ リチャードは昨年、私達の家に来た時に箸の使い方を知らなかった。

     彼はそれ以前に箸を使ったことがなかった。(過去までの状況)

(7) 3パターンの書き換えは必須。

  I have studied English in Boston for two years.

= Two years have passed since I studied English in Boston.

It is(has been) two years since I studied English in Boston.

*is でもhas beenでもよい。

【入試直前に成績が下がる、下がり続ける】

センター試験、私立試験、国公立の試験が近づいてきて、成績はどう推移していますか?下がり続けていますよね?

 

一時期、最後の追い込みで現役生の方は成績がぐんぐん伸びたと思います。それだからこそ、最後の最後のこの時期に下がるなんて!!ってかなり追い込まれている受験生は多いです。心配しないでください!!

 

これは(本番まで10日を切った受験生に)よくある現象です。

以下の質問を読んでください。

① どうにかして1点でも上げようと1秒でも無駄にしたくない。

② 直前過ぎて、何をすればいいのか分からない。

③ 最後はとにかく気合いだ。

④ あきらめたら、負け。

⑤ 受験校全て合格しなければ!負けられない。

⑥ まだ、やればいくらでも伸びる。

⑦ 出来ない問題を見るのが怖い。

 

さあ、どうでしょうか?

全ての項目に共通しているのは、焦りすぎて、目の前のことに集中できていない。

 

この状況で、過去問を解いてたら、点数が落ちていくに決まっています。目の前の一問に集中出来ないのと、間違えることに対して恐れがあり、柔軟な考え方が出来ていないからです。

でも、心配しないでください!!

みんな同じです。そして、点数が落ちているのはあなたの学力が落ちているわけではなく、ただただ焦って集中出来ていないだけです。100点はとる必要はありません。出来ない問題が20%あっても8割もとれるのです。2割も間違えることが出来るのです。いいですか。100点はいらないです。難しい問題はみんなも難しいと思っています。ただただ自分の出来る問題が解ければ、自分がよかった時の点数が出ます。

 

緊張するのもいいことです。緊張しているっていうことは、合格するんだという強い意志が君たちの心にあるからです。まあ合格できたらいいかなという子は緊張もせず、合格もできません。部活の時もそうでしたよね?いいパフォーマンスが出来た時って緊張してましよね?本番で力を発揮するためには集中するためには緊張が必要なんです。本番、緊張したらラッキーだと思ってください。やった!集中できる精神状態になってる!!とそう思うことで、ゾーン状態とまでいかなくても、落ち着いて自分を見つめることが出来ているので、落ち着いて出来るはずです。